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プラスチック除水材PP、PE用
商標;アクアソーバーPE965R
製品概要
本来、プラスチック原料や再生材料には、微量の水分を含んでおり原料及び再生材を加工成型するまえに予備乾燥を行い、水分を取り除かないと製品の表面に気泡、波紋を発生させ製品の性能と外見に影響を与える可能性がある。
しかし、予備下乾燥により製品の加工時間の延長、製造効率の低下、電気エネルギーの消耗、加工環境の悪化、製造コストの増加などのデメリットがある。
アクアソーバーPE965Rは、これらの時間とコストなどのデメリットを解消でき、co2削減などのメリットを得ることができる。
製品特徴及び使用方法
顆粒で灰色、直径5ミリ、厚さ1ミリほどで粒径が均一の円錐状。
有効成分50%以上 MI:1-30
PP、PEと相溶性がよく、流動性、可塑性がよい。
1%~3%を添加。基準添加量は3%で、原料の水分含有量に基づき適度に調整する。
吸水性がよく,原料へ3%の添加で、全体重量の約20%に相当する水分を吸収できる。
プラスチック原料を成型加工する前の原料に、直接簡単な混合をするだけで、予備乾燥を不要に匹敵する除水効果を発揮し、成型加工が可能になるため、使用が便利且つ製造効率を向上させ、省エネ省資源、コスト、co2削減などのメリットがある。
また、顆粒状のため使用が便利で扱いやすい。
製品応用
HDPE、LDPE、LLDPE、PPの再生材料、吸湿プラスチックの中に幅広く応用する
注意事項
吸湿性のため、使用前に包装が完全に密封されているか確認する。
包装を開封したアクアソーバーは8時間以内に全て使い切り、余る場合できるかぎり早く密封すること。
アクアソーバーが吸水していると製品性能の失効により問題が発生する。
原料に多量の水分が含まれている場合アクアソーバーの添加料を多量にすると、製品の力学的性能が低下する恐れがあるため、原料を適度に乾燥してから、添加する。
アクアソーバーを添加した状態で加熱、乾燥してはいけない。
包装及び保管方法
外包装は紙とプラスチックの複合包装袋を採用、内包装はユーザーの要求に基づき真空熱風包装またはダブル包装を取ることができる。
1袋25キロとし、中に5キロずつの小袋5つとする。
製品は清潔且つ換気性がよく乾燥しているところに置く。
温度調整ができる暗所に置くこと。
取り扱いに気をつけ包装の破損や、雨や日光に直接当てることを避ける
保存期間を6ヵ月とする。
その他
2007年に日本の発明特許を取得している.
原則、バージン製品にはアクアソーバーは必要でないが、納入方法、保存方法によっては必要なことがある。
(以上のデータは現状製品であり製品の品質向上にともない、技術パラメーターを変更する可能性がある。)
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